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2012年 03月 01日
彼女との出会いは、10年前くらいだったと思います。
知人宅のホームパーティに彼女はいました。 はじめて会う人たちに緊張し、ココロが宙に浮いた状態のなか、 彼女の自然な笑顔に、ほっとしたのを覚えています。 翌日から、お互いの職場からの密やかかつ濃密なFAXのやりとりがはじまり、 一緒に「生侍」(ナマザムライ)というフリーペーパーをつくったりもしました。 まっすぐに、まっすぐに、生きている彼女に驚いたり感動したりの日々でした。 振り返れば、そばにいたときも、長らく連絡が途絶えていたときも、 いつも近くに彼女がいたように思います。 もっと書きたいことはいろいろとありますが、それは私信になってしまうので省略します。 彼女、「宇都宮三鈴」さんはデザイナーで、主に装丁の仕事をしています。 彼女に出会うまでは装丁家という仕事もしらなかったのですが、 今では気になる本があると、カバー・表紙・見返し・扉・・・ すべてをじろじろ見てしまうようになりました。 本に対する愛情や想いって、装丁に必ず現れているように思う。 知らない作家なのにふと手にとってしまう、読んでみたくなる。 それは装丁のなすチカラではないでしょうか。 デワデワ、彼女がてがけた装丁で私が大好きなものをいくつか。 戌井 昭人著『まずいスープ』 ![]() パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」の鬼才が放つ新潮流小説 ―本当にまずいものって、世の中にそうそうない でも、これはかなりまずいかもしれない― 呑めたものではないスープをつくり、サウナへ行ったきり、父が失踪するところから物語りははじまる。 レシピどおりの料理というのは、言ってみれば完成されたものであるし、「おいしい」。 理想をもち、その理想の実現を目指して奮闘する人生も、「素晴らしい」。 だが、いつも完璧を求め・求められるというのも時にしんどいし、なにより面白みに欠ける。 誰も、まずい料理など食べたくはないし、できれば「トンデモナイ」人生もおりたくない。 けれど、完璧な料理よりも、理想どおりの人生よりも、 その対極に位置するもののほうが、人間味溢れる味をもっているのかもしれない。 いろいろあるけれど人生っておもろいな、と思えた一冊でした。 束芋による浮世絵ちっくで不思議な蛸の絵も、それを活かした装丁も必見! 文庫もでたよ ![]() 戌井昭人著『俳優・亀岡拓次』 ![]() 37歳、独身。実年齢よりも10歳くらい老けて見える、俳優・亀岡拓次を主人公に、 第145回芥川賞候補作家・戌井昭人さんによる小説・短編集 次から次へと自身の身に起こる情けない出来事に、つい亀岡からこぼれた本音・ 「生きるって恥ずかしいことなんですね」。。。 亀岡さん、物語の“主役”も大変ですね! 限りなくノンフィクションに近いフィクションを、存分に楽しんだ。 インパクト大の装丁、見かけたら手にとっちゃうね。オススメ。 吉田修一さんのの小説『悪人』の挿画を手がけた束芋による、同タイトルの画集『惡人』 ![]() はたして誰が惡人だったのか・・・ 愛する、触る、抱く、叩く、掴む、指さす、突く、ねじる、握りしめる、締め上げる・・・ 小説とはまたひと味違う、束芋が描く独自の世界。 絵も装丁も本当にすばらしく、生唾を何度も飲みこみました。 小池昌代さん著『ルーガ』 ![]() 幸福というものは、ああ、幸福だーと思ったとたん、なにかほかのものに変容する。 女の心の奥の奥にある、言葉になりにくい美しいものを綴った小説集。 読んでゆくうちに、女性である自分の中に備わっている何かを、 やさしくもチクリと刺激されたような気がした。 この装丁好きだなぁ。 『太陽は宇宙を飛び出した』 ![]() チャットモンチーのドラムの高橋久美子さんの詩に 白井ゆみ枝ちゃんのイラストがちりばめられた詩画集。 白井ちゃんの絵とこの装丁は意思疎通のたまものではないでしょうか。 スバラシイ!まさに太陽は宇宙を飛び出した! 西村賢太著『どうで死ぬ身の一踊り』 ![]() 見てください、この装丁ったら!個人的には彼女がつまっているとしかいいようがない。 これからも、彼女と作品から生まれるものが楽しみです、応援してっからな。 2012年 02月 04日
最近のあれやこれや
・某日 I Love Curry ![]() この日は スパイスガッツリ・ひよこ豆のキーマカレーナリ ・某日 ![]() 冬の赤いものには、いつもココロを奪われる ※数日後のこと 鳥が一斉にやってきて、一日にして赤い実を食べつくしてゆく ムクドリが遅れてやってきて、残りをゆっくり食べていた。 ・某日 八百屋で春 冷え込みが厳しく、また暗いニュースが多かったからだろうか なんだか永遠に続きそうな気がしていた今年の冬 そんなある日、八百屋さんの店先にコロンと愛らしいじゃがいもが! 「あ、新じゃが」 「そうだよ新じゃがだよ、おいしいよー」と八百屋さん。 ああ、 もう春が来ていたんだなぁ 新じゃが片手に、ほくほくとした気持ちで帰る。 さっそく、鶏ガラスープとちょっぴりの塩で新じゃがをコトコト煮て、 仕上げにバターをポトリと落として食べた。 優しくまあるい味・初春の味 ・某日 ![]() ワッショイ! 2011年 12月 10日
お隣の奥さま・きょうこさんはステキな作品をつくります。
時間をかけて、納得するまで試行錯誤しながらチクチクと。 ただいま、スタジオナゴヤさんのにて開催されている、「冬の贈り物展」に「恭」として出品されておりますが、 どれも、お人柄と愛情がたっぷりつまった作品です。 ![]() ![]() ![]() 激しくねらっております。 ![]() これは、以前つくっていただいたカゴバック ![]() 「絵画」みたいだなぁとよく思うのです。 もうすぐHPができると思いますので、またお知らせします。 http://w11present.exblog.jp/i0(冬の贈り物展) 2011年 11月 24日
名古屋から東京へは、両親にピックアップしてもらって帰った。
「お腹すいたね」と、途中のドライブインでラーメンを食べることに。 おかんは「こういうとこのラーメン嫌い!」とホットドックにかぶりついていた。 父(私の祖父)を亡くし、疲労がにじみ出ているおとんと、ちょっぴり疲れていた私と、 肩を並べてラーメンをじるじるすすった。 ふにゃふにゃの麺に、ぐんにゃりとしたメンマ、コクのないスープ・・・ きっと、普段ならおいしく感じないラーメン。 でも、するすると滑らかに胃にはいった、麺のやわらかさがありがたかった。 「ああ、俺はこういうものが食べたかったんだなあ」 おとんの言葉にうなずく。 うん、私も同じこと思ってた。 心がこもった一杯や、こだわりがあるラーメンに勝るものはないと思っていたけれど、 疲れきっているとき、肩を落として気負わずにラーメンもいいもんだなあ。 やさしく、あたたかく、心身にしみこんだもの。 私はこの味をきっとわすれないと思う。 ![]() 2011年 10月 15日
最近のあれやこれや
・某日 ほろほろと秋がきたね、空が高く青い。 金木犀のかおりをここぞと吸いつくす日々 ![]() ・某日 近所のフレッシュネスの前で、男女が言いあらそいをしていた。 そして女が男にとび蹴りをした。 いやはや、あれはすごかった。 なにはともあれ・・・すごかった。 ・某日 某イベントに向けて絵を描きまくる日々 ・某日 由あって、今うちのトイレットペーパーは赤色なのです。 地味色な我が家には赤いものがないので、トイレに入るたびにドキリとする。 同時に戦闘力がわく、赤色ってそういう色なんだなぁ・・・ ・某日 憎むくらいなら憎まれたほうがずうっといいな・・・と思いながら、ごきゅっとビール。 ほろ苦い。 とても、ほろ苦い。 ・某日 ニャーゴロ電車 しゅっぱつしんこー ![]()
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